こんな人にオススメ
- 今注目の株を調べている
- クリアル(2998)ってどんな会社?
- グロース株人気が高まる中、値幅期待が高まっている株価クリアル(2998)は上がるのか知りたい
不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」を運用し新しい不動産投資を提供するグロース株として注目されているクリアル。
証券専門メディアではトップシェアを誇る『株式新聞』や刊行されている財界雑誌としては最古参にあたる『財界』で取り上げられるほど注目されています。
今回は、そんなテンバガー銘柄候補だと言われているクリアルについて知りたい方に向けて解説していきます!
このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。
- テンバガー銘柄の特徴と共通点
- 富裕層・機関投資家向け資産運用を手掛けるクリアルがテンバガー銘柄だと言われている根拠
- クリアルの投資価値
- どうやって情報を得ているの?
- 最後に
テンバガー銘柄の特徴と共通点
クリアルを紹介する前にテンバガー銘柄の特徴と条件を解説していきます。
実は、テンバガー銘柄の特徴や条件は紹介する記事や見解がまちまちでいくつか方法があるのですが
主にメジャーなテンバガー銘柄を選ぶ特徴は以下の通りです。
- 将来資金が集まりやすい業界、セクター
- まだ若いのに安定して成長している
- 株価が割安に放置されている
とはいえ、この特徴をもった銘柄は沢山あるのでマネックス証券やSBI証券にあるスクリーミング機能を使うと沢山あってその中から見つけるのは至難の業。
中にはテンバガー銘柄まがいのゴミ銘柄が混じっているので選定が難しいです。
例えば、かつてテンバガー候補だったグレイステクノロジーが粉飾決済をして上場廃止した過去もあり
多くの投資家が損失を被っていました。
なので、「100%テンバガーになる」という保証はなく
あくまでも先ほどの特徴に加えて過去にテンバガーを達成した銘柄の共通点を参考に選別していき、10社中1社当たれば良いなという考えの元に解説していきます。
- 過去3年間の成長率が20%~30%
- 一時的な業績成長ではなく安定した成長
- 営業利益が高いビジネスモデル
富裕層・機関投資家向け資産運用を手掛けるクリアルがテンバガー銘柄だと言われている根拠


項目名 | 内容 |
会社名 | クリアル |
ティッカー | 2998 |
誕生月 | 2011年5月11日 |
上場日 | 2022年4月28日 |
市場 | 東京証券取引所 グロース市場 |
仕事の内容 | 不動産/資産運用プラットフォーム会社。 ワンルームマンション投資を中心に個人投資家・超富裕層・機関投資家向けに「CREAL」シリーズ(クラウドファンディング、不動産運用投資)にて不動産サービスを提供。 |
配当献上月 | なし |
特徴 | ・今後必要になるクラウドサービスに関する事業を展開している ・業績は右肩上がりで、2020年3月期~2022年3月期の2年間で売上高は約2.8倍に拡大 |
主なリスク | ・ITバブル暴落のような暴落の可能性がある ・金融株独自のリスクがある |
クリアルは、不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」を運用する不動産/資産運用プラットフォーム会社です。
主にワンルームマンション投資を中心に個人投資家・超富裕層・機関投資家向けに投資用不動産の販売を行っており、クラウドサービスと組み合わせていくことで市場を拡大しています。
2022年11月14日に発表された決算によると
- 今3月期上期は連結売上高93億4000万円、営業利益5億300万円
- 進捗率が153.2%と好調
- 実質ベースで売上高が74.4%増加
- 営業利益は4.3倍に急増
と好調です。

そのため、株式新聞や『財界(2022年12/7号)』に掲載され知名度は高くなっています。

また、マネックス証券 の分析スカウターで確認すると順当に売上高と営業利益が上昇しています。

さて、ここからクリアルの業績を調べてみると、問題点が多いものの株価の動き的にはテンバガー銘柄候補として優秀かもしれないことが分かりました!
具体的に分析してみると主に8つの項目を見ていきます。
- 売上高
EPS
営業利益率
自己資本比率
営業活動によるCF
現金等
なお、分析をする際はこちらのIRBANKを参考にしています。
↓

なお、今回の銘柄の選定はこびと株さんのブログ(高配当株のポートフォリオは、金のタマゴを産む”痩せない”ニワトリのようなものである)で紹介されていた企業の一覧
分析のやり方は両学長のブログで紹介されていた分析ツールを元に行っています。
分析ツールの詳細が知りたい方は【初心者向け】高配当株の「分析ツール」の使い方をカンタン解説をご参照ください。
投資価値 | 判定 |
売上高 | |
EPS | |
営業利益率 | |
自己資本率 | |
営業活動によるCF | |
現金等 |
売上高

- 右肩成長か
- 右肩でない場合、長期的に成長方向か
- 一時特需はないか(=継続できない)
売上高を確認すると、たった数年で160億円の爆益を記録しています!
公式HPに掲載されている資料によると現象無しの右肩上がりで継続しており、前年同時期と比べると35.9%の増加を記録しています。
また、今期の計画している獲得者数は5303人となり、年度目標(8000人)からみて66.3%の進捗となっています。
これだけでも投資価値があると言えますね!

EPS
EPS

- 右肩成長か
- 右肩でない場合、長期的に成長方向か
- 一時特需はないか(=継続できない)
EPSを確認すると、上場したばかりか、不安定な状態で2021年に69%減少しています。
これは、コロナショックによる自粛などの影響を大々的に受けたもので、翌年の2022年に-243.3%のV字回復しています。
ただでさえ業界全体に悪影響を及ぼしたコロナショックなのに、上場したばかりだと胎生がないのは仕方ないとは言えないですね。
営業利益率
営業利益率

- 業種平均より高いか
- 安定しているか
営業利益率を確認すると、驚異低水準の2%です。
金融業界不動産業界の平均営業利益率は8.12%なので☆1と判断しました。

自己資本比率
自己資本比率

80%以上 | |
60%以上 | |
40%以上 | |
30%以上 | |
30%未満 |
自己資本比率は1と厳しい数値を記録しました。
とはいえ、もともと金融関係は
普通の会社では低水準で最も危険な水準ですが、金融セクターに区分される銘柄の特徴として
- 事業に大きな資産や設備が必要なので顧客に商品を貸す
- 金融商品から手数料を得る
といった具合に長期的に利益を得る事業なので、0~30%の帯域に収まる傾向にあります。
営業活動によるCF
営業活動によるCF

- 過去赤字なし
- 右肩成長
- 安定成長
営業活動によるCFを記録すると、コロナショックのような経済危機による耐性はないと言わざるを得ないです。
現金等
現金等

- 右肩成長
- ため込みすぎてないか?
最後に現金等を確認すると、基本的に右肩上がりしたものの2022年に-28%の減少がみられます。
とはいえ、日が浅く数少ない中で回復する余地はあるので様子見するのがよさそうです。
クリアルの投資価値
これらの情報をまとめるとこちら!!
アクリートの投資価値 | 判定 | 判定理由 |
売上高 | 右肩上がりに上昇しとどまるところをしらない | |
EPS | コロナの打撃を受けたもので、翌年の2022年に-243.3%のV字回復 | |
営業利益率 | 平均以下 | |
自己資本率 | 金融株なので問題なし | |
営業活動によるCF | 経済危機による耐性はない | |
現金等 | 基本的に右肩上がりしたものの2022年に-28%の減少 |
これらの分析をまとめると
テンバガー銘柄候補の中では博打要素はあるものの今後伸びる業種なので可能性が高いので投資価値が高いです!
今回の決算を確認すると、高進捗かつ高成長を遂げているため、文句をつけどころがない内容だと思います。
- 今3月期上期は連結売上高93億4000万円、営業利益5億300万円
- 進捗率が153.2%と好調
- 実質ベースで売上高が74.4%増加
- 営業利益は4.3倍に急増
しかし、業績は売上高とEPSを除いて低水準なところはきになるところです。
とはいえ、まだ上場して日が浅いので不安定な状況は仕方ないとも言えます。
そのため、少額で保有してポートフォリオのスパイスとしての運用をお勧めします。
どうやって情報を得ているの?
株式投資で良い成績をえるためには、特に個別銘柄に投資するなら情報収集や分析はもちろん、政治・経済に関するニュースも日々チェックしていくことが不可欠です。

株式投資に興味があるけど株の情報収集って面倒くさい
私も含めて、そう思っている方、本当に多いと思います。
そんな方におすすめなのが、DMM株証券の投資情報ツールです。
DMM株は四季報や株式新聞を無料で読むことができます!
国内外の経済ニュースや個別銘柄情報、アナリストの株価予想などの情報コンテンツも豊富です!
特に株式新聞の購読料は通常月額4,400円(税込)かかります。
年間52,800円もかかるなんて高すぎるし、投資に対してますますハードルが高く感じますよね…。
しかし、そんな有料な情報をDMM株証券を口座開設するだけでタダで購読できるのがすごいです!
日本株も投資できるので是非口座開設してみてはいかがでしょうか?
\口座開設で1ヵ月 手数料無料!/
私が実際にDMM株証券を口座開設した際のレビューをこちらで紹介しています。
最後に
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます!
この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。
読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。
これまで、投資家ギールが投資した日本株やその他気になった銘柄を一挙にまとめました!
高配当投資によるFIREを目指している方にお勧めの銘柄を中心にピックアップしていますので、ぜひご覧ください。


こちらの記事では実際に口座開設した特化型ネットのレビュー記事を一挙にまとめました!
SBI証券や楽天証券、マネックス証券といった大手のネット証券にはない独自のサービスやキャンペーンがあるため、大手ネット証券で投資デビューしたけど口座を目的別に分けたいという方にもおすすめです。


このブログを読んで面白いと感じましたら、Twitterのフォローをお願い致します。
(https://twitter.com/reizublue)
主にTwitterではネット証券の使い心地や投資銘柄の投資情報、投資+ブログ運営状況から
お店応援記事や趣味のガンプラ制作について雑記で発信 !
PostPrimeでは詳しい投資関連に絞っています↓
コメント