- 米国ETF投資に挑戦している、興味があってやってみたい!
- 暴落に強い投資銘柄を探している
- 20年国債に分散投資されたTLTの特徴について知りたい
- TLTに投資をしている人の体験談を知りたい

こんにちは!
ギール(https://twitter.com/reizublue)です!
2020年から米国株と日本株への投資をスタートし、含み益5万円突破!米国株と日本株の資産だけで30万円ほど投資している20代投資家です。
今回は、株が下落する時は価格が上昇する債権の中で20年国債に分散投資している高配当銘柄であるTLTについて解説していきます!
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- TLTとは
- 主な特徴
- 配当金の推移
- 他の高配当ETFとの比較
- TLTは買いか
TLTとは
正式名称 | iシェアーズ米国国債20年超ETF |
ティッカー | TLT |
公式ホームページ | iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF (blackrock.com) |
主な投資対象 | 米国国債(超長期) |
連動指数 | ICE米国国債20年超指数 |
信 託 報 酬 | 0.15% |
配 当 利 回 り | 2.55% |
配当回数 | 毎月 |
組み入れ銘柄数 | 財務省証券31銘柄 |
設 定 日 | 2002年7月22日 |
TLTとは
20年を超える米国長期国債と同じ値動きを目指す米国ETFです。
米国の長期国債で構成されるETFで、長期的には米国の長期金利が低下していることもあり価格は上昇傾向です。
そのため長期債券は、短期の債券に比べて利回りの変動が大きく市場の動きにも反応しやすいため他の債権と比べると1年間で±13%程度と値動きが大きくなる特徴があります。
主な特徴
TLTの特徴は以下の通りです。
- 短期の債券に比べて利回りの変動が大きく市場の動きにも左右しやすい
- 信託報酬が0.15%と若干高い代わりに分配利回りが高い
- 株が下落する時は債券価格が上昇する逆相関の関係
短期の債券に比べて利回りの変動が大きく市場の動きにも左右しやすい
まず、TLTの大きな特徴として短期の債券に比べて利回りの変動が大きく市場の動きにも左右しやすい点です!
米国の社債も含む債券市場全体に連動するETF BNDと比較してみると
BNDは債券ETFらしくほとんど値動きが変わらないのに対して
TLTの値動きが12%~44%と荒く、現在は2019年6月あたりの水準まで戻っています。
これは
- 2014年から2017年は、欧州の経済危機やFRBの政策金利引き上げで債権が上昇
- コロナショックのあった2020年は実質的な”ゼロ金利政策”で金利が大きく低下
と世界の金利政策に大きく左右されているからです。
そのため、値動きの安定ならBND、値動きで利益を上げたいならTLTの方が良いです。

しかも、公式ホームページのデータを確認すると
10年間で年率6%超え、2002年7月の設定以来を見ても6%超えです。
債権ETFということを考えれば非常に良い数字と言えます!

信託報酬が0.15%と若干高い代わりに分配利回りが高い
次の特徴として信託報酬が0.15%と若干高い代わりに分配利回りが高いところです。
先ほど比較したBNDの信託報酬と直近の分配金を比較してみると0.115%の差があり割高感がありますが、その分、分配金も高いです。
TLT:信託報酬0.15% 直近1年の分配金$2.251902(2021/04/05~2022/03/02)
BND:信託報酬0.035% 直近1年の分配金$1.74637(2021/04/05~2022/03/02)
株が下落する時は債券価格が上昇する逆相関の関係
そして、3つ目の特徴は株が下落する時は債券価格が上昇する逆相関の関係であるところです。
特に、TLTは最長の20年超えの長期国債に連動するETFなので、過去3年の平均標準偏差が13%を超えています。
例えば以下のS&P500に連動した米国株ETF SPYのチャートと比較すると
2020年のコロナショックのあった3月ごろにSPYが最大17%ほど下落しているのに対し
TLTは最大34%ほど上昇し逆転しています!

なので株式と債券は、株が下落する時は債券価格が上昇する逆相関の関係にあるので
- 資産全体の値動きをマイルドにする(長期投資)
- 暴落時にTLTを売却して安値の株に投資する(短期投資)
と選択肢の幅の大きくおすすめ出来る債権ETFです。
配当金の推移
ここまで、特徴を解説していきましたが
肝心の配当金はいくらでどのくらいの推移なのかをみてみるとこんな感じです!

引用元 高分配金ETF: 【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF | インカム投資ポータル (haitoukabu.com)
分配利回りは債権なので1.69%と低い水準であるものの
コロナショック以前は安定して毎月分配を維持しています!

TLTは買いか
私が思うTLTのおすすめ買付タイミングは以下の2つだと思います。
- 他の米国株ETFを組み合わせてポートフォリオを安定化する(長期投資)
- 暴落を見越して景気の良いときに買い付けて、暴落したら売って株を買い増す(短期投資)
他の米国株ETFを組み合わせてポートフォリオを安定化する(長期投資)
TLT単体でも毎月分配型なので悪くない選択ではあるものの、株価や配当利回りが低いので高配当銘柄よりも多額の投資額が必要です。
そこで株式と組み合わせて保有することにより、ポートフォリオ全体の値動きをマイルドにしつつ、より高いリターンを期待できます。
昨今のコロナショックを除いて2008年のリーマンショック以降
株式市場はFRBの金融政策に影響を受けやすくなっているため、政策金利に連動する債券市場に対して、わりときれいに逆相関の関係になっていますね。
なので、TLTに加えて米国株式ETFであるVTIや高配当投資ならVYMやHDV、SPYDと
組み合わせで保有することで、資産全体の値動きを抑えつつ長期的に高いリターンを狙えます。
暴落を見越して景気の良いときに買い付けて、暴落(短期投資)
こちらの方法は投資初心者向けではなく中級者以上のテクニックですが
暴落を見越して安値のうちにTLTを買い付けておき、暴落したタイミングで売却。
売却した現金で安値になった優良株に大量投資又は利益を確定して現金保有といった方法としても良いと思います。
ちなみに、長期投資や短期投資のやり方を知りたい方におすすめなのがライオン兄さん著書
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まとめ:インデックス投資
今回は実際に投資している、TLT(iシェアーズ米国国債20年超ETF)についてまとめました。
- 短期の債券に比べて利回りの変動が大きく市場の動きにも左右しやすい
- 信託報酬が0.15%と若干高い代わりに分配利回りが高い
- 株が下落する時は債券価格が上昇する逆相関の関係
今回は、ウクライナ情勢や利上げなどで株価が安定しない時期におすすめしたいTLTについて解説してみました。
TLTは長期債券ETFの特性上、値動きが荒くなってしまいますが、分配金だけではなく値上り益も期待できますので、長期保有と長期投資に向いた商品と言えます。
なので、TLTは投資するのはおすすめの投資銘柄と言えます!
この記事の最後に米国株を賢く運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
TLTに投資できるネット証券
ここまでTLTの特徴や魅力を紹介しましたが、実際に使用しているネット証券口座では取り扱っていなかったら意味がありません!
そこで、どの証券口座が取り扱っているかを私が実際に保有しているネット証券を中心にまとめてみました!
もしも、保有していないネット証券口座はリンクから口座開設可能です!
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投資に回せるお金なんて少なくていろんな銘柄に分散投資できない
このような株初心者の方も多いと思います。
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