・高配当投資でFIREを目指している
・株主銘柄として気になっている
・オリックス(8591)はどんな会社?
・高配当銘柄としても株主優待銘柄オリックス(8591)はあり?

こんにちは!ギールです!
2020年から米国株と日本株への投資をスタートし、含み益5万円突破!米国株と日本株の資産だけで30万円ほど投資している20代投資家です。
最近流行っている高配当投資でFIREを目指しているけど、日本の銘柄の分析って面倒…
どこのネット証券のランキングで「株主優待」「高配当」の項目で人気のオリックスってどんな会社なのか分からない…
あなたはそう思いませんか?
そこで、今回はそんな沖縄セルラー電話について詳しくサクッと知りたい人のために必要事項を投資歴6年のギールが全部調べてみました!
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オリックス(8591)とは

項目名 | 内容 |
会社名 | オリックス |
ティッカー | 8591 |
誕生月 | 1964年4月17日 |
仕事の内容 | リース手始めに生保、不動産など多角化、海外展開突出。エネルギー、空港運営など事業投資他 |
配当献上月 | 3月 |
特徴 | ・2021年3月期の配当を増配すると発表しているので期待される ・配当利回りも高い ・株主優待のギフトカタログが人気 |
主なリスク | ・2020年3月期で9期連続増配が途切れたため経営不振も囁かれている ・金融関係の事業がメインなので、景気敏感セクターに入る |

「オリックスって結局、何の会社?」
オリックスのCMにも自虐的に用いるほど、事業が多角化していてもはやどこを目指した会社なのかわからないですよね。
もともと1964年にリース事業からスタートし
- 保険
- 自動車関連
- 再生エネルギー
- 銀行
- ホテル運営
- 不動産関連
と手広くやっています。
つまり、オリックスは金融に関する事業であれば何でもやっている金融特化のよろず屋と言えます。
事業の多角化に成功し、業績は問題なし!
そのため株主優待も非常に人気が高く、配当利回りも高いことから個人投資家から絶大な支持を受けている銘柄です。
オリックスの決算がいまいちだけど問題ない理由
オリックスが2022年11月7日に発表した決算によると
- 23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比17.0%減の1217億円
- 業績予想は連結最終利益が前期比19.9%減の2500億円に減る見通し
- 連結最終利益は前年同期比22.5%減の1282億円に減る計算
- 売上高は前年同期比9.9%上昇の1,364億円
と微妙な結果でした。


しかし、それでも投資するのに問題ない理由があります。
それは、自社株買いによる株安だからです。
実はオリックスは2022年05月11日に自社株買いを開始していて株の数が減っています。


これによって利益は17%減ったのですが、EPSに直すと15%にしか減っていないです。
残り2%は自社株買いによるものであることがわかります。
つまり、円安やウクライナ情勢で経済が不安な中で自社株買いをする余裕があるといえるので問題なく投資できます。
オリックス(8591)の株価
こんな感じに、オリックスの株を紹介しましたが株価を確認すると
例のウイルス騒動のあった2020年に一時的に1,100円台に下がったものの
2022年2月の時点で倍の2,400円台まで株高を記録したものの、、11月の時点で2,100円台まで少し落ちました。
主な原因は急激な円安とウクライナ情勢によるもので一時的なものだと考えられます。
そのため、次の暴落が起きて値崩れしてもすぐに回復する可能性を秘めています!
なんとひとかぶから購入出来ます!!
この価格なら割安でお買い得な株価だと思います。
↓現在の株価はこちら↓


オリックス(8591)の分析
結論ですが、 高配当銘柄としても株主優待銘柄としても優秀な投資先だと判断出来ます!
その理由をより詳しく紹介しておきます!
主に分析をする際に見ておきたい項目はこちら
- 売上高
EPS
営業利益率
自己資本比率
営業活動によるCF
現金等
一株あたり配当金
配当性向
なお、分析をする際はこちらのIRBANKを参考にしています。
↓


オリックスの投資価値 | 判定 | 判定理由 |
売上高 | きれいな右肩上がりとは言えないが、基本的に安定している | |
EPS | 綺麗な右肩成長とは言えず、コロナショックのあった2021年に一度下がっている | |
営業利益率 | 営業利益率は平均営業率、業種別平均値よりも高い | |
自己資本率 | 金融業特有の自己資本比率の低さ | |
営業活動によるCF | 過去に赤字があったものの急成長している | |
現金等 | 問題無い水準 | |
1株あたりの配当金 | 配当金を維持している傾向だが、長期的に増配傾向 | |
配当性向 | 2022年に54.9%へと上昇していることから若干無理している。 |
売上高


- 右肩成長か
- 右肩でない場合、長期的に成長方向か
- 一時特需はないか(=継続できない)
売上高 (経常収益) は 若干下がり気味ですが、2兆円代を維持していますね!
例のウイルスの1年くらい前の2019年から若干売り上げが14%と落ち込んでいるものの、その後2021年に0.54%回復しているので安心できます。
例の騒動が収まればすぐに回復するポテンシャルはあるので期待しています!
EPS


- 右肩成長か
- 右肩でない場合、長期的に成長方向か
- 一時特需はないか(=継続できない)
続いてEPSを確認すると
2020、21年は落ち込みは激しいものの、2022年では70%以上の回復を遂げていると予想されます!
2021年3月期の配当を増配すると発表したことにより、配当金目当ての個人投資家の買い注文が多くなったのでその影響もあるのではないかと思います。
営業利益率


続いて営業利益率を確認すると平均の7%超えの11%台を維持しています!
自己資本比率


自己資本比率を見ると、他の金融業と同等に自己資本率が低いです。
その理由は、皆さんが預けた預金で運用しているので、銀行が一般の個人・法人から お金を借りているという扱いになっています。
この為、銀行の借入金は膨大な金額になっていて、必然的に自己資本比率が低くなっています。
営業活動によるCF


- 過去赤字なし
- 右肩成長
- 安定成長
営業活動によるCFは 驚異の1兆円台へ上昇しています!
2019年10月に1000億円を上限とする自社株買いを3年ぶりに実施すると発表。増配するよりも自社株買いをするとの判断に傾いたようです。
その結果が1兆円に上昇したのではないかと思います。
現金等


- 右肩成長
- ため込みすぎてないか?
次に、現金を確認すると
こちらは4~11%へと下落して若干気になるところです。
一株あたり配当金


連続増配(5年以上) | |
連続増配(5年未満) | |
累進増配(増配or維持) | |
減配あり(過去6年以上前) | |
減配あり(過去5年以内) |
1株あたりの配当金を確認すると
2020年3月期で9期連続増配が途切れてしまいましたが、それでも配当金の増配は好調で投資価値があります!
配当性向


30%未満 | |
30~50% | |
50~70% | |
70%以上 | |
100%以上 |
最後に忘れてはいけないのが配当性向です!
これほど、増配と現金保有率の減少があるにも関わらず30%台と健全レベルです!
やはり、規模が大きく安定している点や多角的に事業展開しているためリスク分散していると言えます。
結局、 オリックス(8591) は買いか
ここまで長々と分析していますが
これらの情報をまとめるとこちら!!
オリックスの投資価値 | 判定 | 判定理由 |
売上高 | きれいな右肩上がりとは言えないが、基本的に安定している | |
EPS | 綺麗な右肩成長とは言えず、コロナショックのあった2021年に一度下がっている | |
営業利益率 | 営業利益率は平均営業率、業種別平均値よりも高い | |
自己資本率 | 金融業特有の自己資本比率の低さ | |
営業活動によるCF | 過去に赤字があったものの急成長している | |
現金等 | 問題無い水準 | |
1株あたりの配当金 | 配当金を維持している傾向だが、長期的に増配傾向 | |
配当性向 | 2022年に54.9%へと上昇していることから若干無理している。 |
これらの情報を総合的に判断すると
高配当銘柄としても株主優待としても優秀な投資先だと考えます!!
配当利回りが3%超えで株主優待がストップしたものの、増配が再開した点がまだ魅力なので
非常にお得な銘柄だと言えます!
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