・投資をこれから始めたい20代から30代の投資初心者
・最近、日本株がオワコンって言われるけど理由が分からない
・日本株って価値はそんなにないんですか?
・日本株がオワコンだと言われているのに投資している人が多い理由を知りたい
こんにちは!
ギール(https://twitter.com/reizublue)です!!
普段のブログでは米国株ETFや国内株などの投資を紹介し、随時公開しています。
2015年から定期預金と純金積立からスタートし、2020年にブログと米国株、日本株をスタートし月1万円以上投資してブログで運用実績を公開しています!
その結果、日本株や米国株へ35万円投資し5万円の含み益を出しました!
よく、投資の世界で「日本株はオワコン」「岸田政権になってから停滞している」など
日本株に対する評価がものすごく低い印象のコメントが多いですよね…。
そこで、今回は日本株がオワコンと言われる理由と今後の予想を、それでも日本株に投資するギールが解説していきます!
日本株がオワコンだと言われる理由
結論から言いますと、大半の日本株が足を引っ張っている+増税による締め付けが原因でオワコンだと言われています。
これらの問題を更に具体的に解説すると以下の通りです。
・裏口上場のせいで東証一部に6割以上が腐ったみかんばかり
・不正をしても取り締まりが甘すぎる
・度重なる増税で企業が利益を出しづらい
裏口上場のせいで東証一部に6割以上が罠銘柄ばかり
一つ目の理由は、裏口上場のせいで東証一部に6割以上が罠銘柄ばかりになっているからです。
東証一部上場とは、東京証券取引所が運営する「東証一部」に株式を上場することで、ほかにも「東証二部・マザーズ・JASDAQ」の3つの市場があります。
その中でも東証一部は本来、特に厳しい要件が設けられています。
そのため、東証一部に上場した企業は会社規模も大きく潰れない会社なはずで優良企業として機関投資家や個人投資家に注目されてもおかしくはないです。
こちらの上場条件の一覧にするとこんな感じです。
上場条件の要件 | 東証一部 | 東証二部 | マザーズ |
株主数 | 2,200人以上 | 800人以上 | 200人以上 |
流通株式数 | 20,000単位以上 | 4,000単位以上 | 2,000単位以上となる見込み |
時価総額 | 250億円以上 | 20億円以上 | 10億円以上 |
一見すると本当に審査が厳しく、アメリカのS&P500の連動指数のように東証一部をテーマにした投資信託やETFが人気が出てもおかしくはないかと思います。
投資信託やETFの違いについて分からない方はこちらで紹介しています↓

実際はめっちゃくちゃ甘い基準で上場できちゃうのです。
実は、正攻法で上場するよりも東証二部やマザーズから東証一部へ移行して上場した方が審査が緩く、「時価総額40億円以上」あれば簡単に上場できます。
そのため、同じ東証一部でも時価総額が20億円規模の企業がいれば10兆円の企業もあるという状態で
分かりやすく言えば
たくさんみかんを食べたいと思って一箱買ってみて中を見たら小さかったり腐っていたりしたみかんばっかりだったら食べたいとは思いませんよね…。
もちろん、中には小規模な企業でも良い企業もあるかと思いますが、東証一部の基準に満たしてもいない企業が入っていると安心して投資するのは難しいです。

金融市場の中で一番大きいお金が動いているアメリカ市場で人気の指数であるS&P500は以下の厳しい基準で選ばれているため、基準に満たない企業が入るスキがないです。
なので、投資初心者向けの投資本や投資系動画ではS&P500に連動したインデックスファンドでの積み立て投資をお勧めしていて高いパフォーマンスを発揮しています!
上場条件の要件 | S&P500 |
時価総額 | 時価総額が61億ドル以上であること |
流動性 | 評価日までの各半期における売買高が最低25万株あること |
本拠地 | 米国企業であること |
浮動株 | 最低50%が浮動株であること |
セクター分類 | セクター(業種)間のバランスの維持 |
財務健全性 | 直近の四半期および直近の連続4四半期が黒字であること |
IPO | 最低でも上場から12ヵ月後になってから検討 |
しかし、そのままではいけないと金融庁が判断し2022年4月に「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の三つに再編して立て直しをしているため今後日本市場は良くなると考えられます。
不正をしても取り締まりが甘すぎる
次にオワコンだと言われている理由は、不正をしても取り締まりが甘すぎて平然と市場で取引されているからです。
具体的な企業の明言は避けますが過去に
「1000万円の赤字」なのに、2000万円を水増しして「1000万円の黒字」に見せかけて株主や銀行、取引先を騙す粉飾決済をする大企業や
販売している商品の性能に不備や危険があってもリコール隠しや誤魔化したまま何度も不祥事を起こす大企業
システムやサービスに問題があっても口先だけの謝罪するだけでそのまま放置する大企業
といった不祥事をやらかしているにも関わらず、何事もなかったかのように上場し取引しています。
普通の感覚ならそんな不祥事や犯罪をする様な企業との取引なんてしたいとは思わないですし取引先や銀行からの信用を失えば、事業の継続自体が困難になります。
そうなったら銀行から融資の一括返済を求められたり受けられなくなったりして、上場廃止や倒産になるはずです。
しかし、一度上場すれば暴落時で不景気になったときに経済支援として
- 日銀による買い入れ
- 日本政府による事業者支援金
- 天下りの受け入れによる癒着
などの要因が原因で本来とっくに潰れてもおかしくもないほどにプロの投資家に見向きもされない企業でも生き残れるのです…

なので、米国株と比べて日本株ではある程度分析が必要で難易度は高いですが、代わりに日本株の分析方法と共に記事にしています。

度重なる増税で企業が利益を出しづらい
そして、最後に紹介する理由は度重なる増税で利益が出しづらいところです。
1980年代のバブル経済時点では今よりも税金も安く、消費税もない。金融緩和もあってイケイケの時代ではあったのですが
急激なインフレを止めるために1989年に導入された消費税を含む50種類の税金の導入と増税を繰り返した結果企業の売り上げが伸びず、私たちの給料も上がりにくいどころか減り続けています。
・税金が増える→企業の売り上げが伸びない→収入やボーナスが減→モノを購入する人も減少→日本人口が減少→
・高齢者が増える→少ない人数で高齢者を支える必要がある→税金が上がる
収入は下がる一方、納める税金は増える。
これは普通に考えて企業も社員もやばい状況だと言えます…。
それでも日本株に投資する理由
これまで、日本株「オワコン」の根拠を3つ見てきました。一つ一つに反論はできませんが、私個人は投資価値があると感じ投資をしています。
その理由は以下の通り!
- 超長期的には日本株は上昇している
- 罠銘柄さえ見分ければ世界で戦える銘柄もある
- 為替リスクの心配なく投資出来る
超長期的には日本株は上昇している
本来、投資家から見向きもしない罠銘柄も混ざっているとはいえ、日経平均株価は10倍以上に上昇しています!
こちらのチャートで確認すると1980年代の日経平均株は7,000円程度で、それから40年を経て10倍以上になっています。

引用元はこちら
N225 27,696.08 +116.21 +0.42% : 日経 225 – MSN マネー
バブル期の最高値38,915円を基準に考えれば「日本株はパフォーマンス悪い」って思いますし、平成の30年間を見ても株価は下がっています。
しかし、40年の時間軸で見れば日本株は10倍を記録した点や、安倍政権が発足したあとで8,000円から2万円以上まで上昇した点は無視できません。
そのため長期的な時間軸でみれば、日本株も着実に上昇しています。
罠銘柄さえ見分ければ世界で戦える銘柄もある
先ほど東証一部の銘柄に6割も基準に満たない銘柄が多いと言いましたが、裏を返せば銘柄分析をしっかりやっておけば優良銘柄の株を購入できるという事です!
特に総合商社といった一部の銘柄は、ウォーレン・バフェットが投資したのをきっかけに外国投資家にも人気の銘柄もあります!
代表的な例として伊藤忠商事が挙げられています。

そのため、個別株への投資の方がリターンも高く安心して投資できると思います。
為替リスクの心配なく投資出来る
そして、重要なのが為替リスクの心配なく投資できる点です。
主に人気の米国株への投資は基本的に日本円から米国ドルに交換してからドルで米国株への投資をするケースが多いですが、為替相場の変動の影響によるリスクもあります。
しかし、日本株には円での取引なので為替の事を気にせずに投資できるのは最大のメリットだと感じます!
日本株がオワコンだと言われる理由まとめ
今回は、日本株の将来性に対して「日本株はオワコン」と言われる理由とそれでも日本株に投資する理由を紹介しました。
普通に考えれば、日本の将来性は厳しいことは間違いないですし、日本企業や日本株のパフォーマンスも米国株と比べると期待薄です。
ですが個人的に思うのは、あまり日本を否定することばかり言ってもしょうがないじゃないですか。
また、株式投資は単にお金を増やすためだけでなく、企業への応援も含まれています。
日本で生まれたご縁もありますし、世界を相手に戦える日本の優良銘柄の応援も兼ねて投資を続けたいと思います!
最後に株式投資や資産運用するための方法について紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
1,000円から日本株に少額投資可能!

投資に回せるお金なんて少なくていろんな銘柄に分散投資できない
このような株初心者の方も多いと思います。
特に私たち20代だと未だに年功序列が残っているためか、給料が安く株式投資に多くの資金を回す余裕はないですよね…
そんな方に自信を持ってオススメできるのがPayPay証券!
日本株や米国株に1,000円の少額から取引することができます。
連続増配で有名になった花王も伊藤忠商事も
1株3000ドル台(日本円で約33万円)ともう手に届かないAmazonも
ぜーんぶ1000円から小額で投資出来るのが凄いです!
PayPay証券なら1000円から少額投資
PayPay証券はトヨタ、花王、三菱商事などの日本株やAmazon、apple、コカ・コーラなどの米国株の
優良企業に1,000円の少額から投資できます。
少額からスマホで取引できるので
「株式投資って大金が必要で大変そう」とか「ちょっとお試しでやってみたい」という方に良いかも!
1.スマホアプリひとつで簡単に
2.小額で1,000円から日本や米国の大企業の株主になれる
3.なかなか手が出せないAmazonやappleにも投資可能!
これを機会にスマホアプリのPayPay証券に口座開設して、株の少額投資を開始してみてはどうでしょうか?
▼スマホで気軽に取引▼
※最短5分で申し込み完了
PayPay証券の特徴を以下のレビュー記事にまとめてます。ぜひご覧ください。
ペイペイ証券 口コミ PayPay証券 paypay証券 評判 | ギールの投資×趣味ブログ (gheer.net)
関連記事・おすすめ記事
最後まで記事をご覧いただきありがとうございます!
この記事を読まれた方は、以下に紹介する記事もご覧になっています。
読まれている方に少しでも役に立つよう、資産運用に関連するトピックについて解説しています。ぜひご覧ください。
こちらの記事では実際に口座開設した特化型ネットのレビュー記事を一挙にまとめました!
SBIネオモバイル証券の他に、大手のネット証券にはない独自のサービスやキャンペーンがあるため、とにかく安く投資デビューしたい方や大手ネット証券で投資デビューしたけど口座を目的別に分けたいという方にもおすすめです。

実際に口座開設したけど、まずはどの銘柄に投資ていいかよくわからない!
そこで、2015年から投資している投資家ギールが投資した日本株やその他気になった銘柄を一挙にまとめました!
高配当投資によるFIREを目指している方にお勧めの銘柄を中心にピックアップしていますので、ぜひご覧ください。

このブログを読んで面白いと感じましたら、Twitterのフォローをお願い致します。
(https://twitter.com/reizublue)
主にTwitterではネット証券の使い心地や投資銘柄の投資情報、投資+ブログ運営状況から
お店応援記事や趣味のガンプラ制作について雑記で発信 !
PostPrimeでは詳しい投資関連に絞っています↓
ギール (@0Um36ynNKKFou) | PostPrime
コメント