こんな人にオススメ
- 東京海上ホールディングスは買いなの?
- 東京海上ホールディングスってどんな会社?
- 株価下落傾向の東京海上ホールディングスは今後どうなるの?

こんにちは!
ギールです!
メイン戦略をインデックス投資と日米高配当投資、サテライト戦略としてテンバガー投資で運用しています。
高配当投資をする上でピックアップされる東京海上ホールディングスは、配当利回りが3.8%と高く魅力的に感じます。
そのため、株価は2017年以降、徐々に上昇傾向だったものの、コロナショック後に下落傾向で安値になっています。
そこで今回は高配当の東京海上ホールディングスへ投資したいけど、長期的に保有しても大丈夫?
今後の減配の可能性や、業績推移、株主優待などについても知りたい!
と思った方に向けて徹底的に分析していきたいと思います!
- 東京海上ホールディングス(8766)の特徴
- 東京海上ホールディングス(8766)の決算は悪かったけど、大丈夫な理由
- 東京海上ホールディングス(8766)の投資価値
- どうやって情報を得ているの?
- 東京海上ホールディングス(8766)に小額投資できる方法
東京海上ホールディングス(8766)の特徴


項目名 | 内容 |
会社名 | 東京海上ホールディングス |
ティッカー | 8766 |
市場 | 東証プライム |
誕生月 | 1943年7月7日 |
上場日 | 1962年11月 |
仕事の内容 | 保険業 |
配当利回り | 3.83% |
配当献上月 | 3月末日 |
特徴 | ・損害保険事業は定期的な更新を見込める、長期的なビジネスモデルなので収益は比較的安定 ・配当利回りが3%と高く増配傾向 |
主なリスク | ・リーマンショックやコロナショックなどで下落しやすい |
東京海上ホールディングスは主に損害保険事業を中心に国内最大手の保険会社の1社です。
自動車保険や火災保険、傷害保険など、保険商品は幅広く、損害保険の性質上長期的な収益が期待できます。
そのため増配を続ける余裕があって、自社株買いも頻繁に行っているため、株主還元に積極的な企業として投資家に人気があります。
東京海上ホールディングス(8766)の決算は悪かったけど、大丈夫な理由
2022年08月05日の決算を見ると
- 連結経常利益は前年同期比23.8%減の1653億円
- 通期計画の6000億円に対する進捗率は5年平均の40.2%を下回る27.6%
と微妙なものとなりました。


にもかかわらず、投資した理由は保険商品のビジネスが長く安定して収益が得られるからです。
損害保険事業は定期的な更新をする保険商品が多く、長期的に収益を確保できるので比較的安定します。
また火災保険の場合大規模な自然災害の増加で保険会社が保険金の支払いが増えたときに、保険料を引き上げて採算を取れるという特徴を持っています。
そのため、直近の業績が減収見込みであっても長い目で見れば業績は成長していけるのです。
10年平均成長率が50%を超えているのも高いポイントです。


10年平均成長率を見ると、売上高5.6%、経常利益13.5%、当期利益53%と高い水準を記録しています。
また、現在の株価は右肩上がりに上昇中で2600円台を推移しています。






さて、ここから東京海上ホールディングスの業績を調べてみると、高配当銘柄、株主優待銘柄としてかなり優秀であることが分かりました!
具体的に分析してみると主に8つの項目を見ていきます。
- 売上高
EPS
営業利益率
自己資本比率
営業活動によるCF
現金等
なお、分析をする際はこちらのIRBANKを参考にしています。
↓
なお、今回の銘柄の選定はこびと株さんのブログ(高配当株のポートフォリオは、金のタマゴを産む”痩せない”ニワトリのようなものである)で紹介されていた企業の一覧
分析のやり方は両学長のブログで紹介されていた分析ツールを元に行っています。
分析ツールの詳細が知りたい方は【初心者向け】高配当株の「分析ツール」の使い方をカンタン解説をご参照ください。
売上高


- 右肩成長か
- 右肩でない場合、長期的に成長方向か
- 一時特需はないか(=継続できない)
上昇率が10%以下と微妙ですが、連続して10年間右肩上がりに上昇しています。
これなら投資する価値があるといえます。
EPS
EPS


- 右肩成長か
- 右肩でない場合、長期的に成長方向か
- 一時特需はないか(=継続できない)
コロナショック前は右肩上がりに上昇していましたが、コロナショック後にガクンと減りました。
とはいえ、2022年から上昇しているのでコロナショックのような経済的打撃がない限り成長していけるといえます。
営業利益率「不明」
IRバンクに営業利益率が掲載されていなかったため不明です。
自己資本比率
自己資本比率


80%以上 | |
60%以上 | |
40%以上 | |
30%以上 | |
30%未満 |
自己資本比率は30%以下に推移しています。
これは、金融株銘柄の特性上低くなりがちなので仕方ないといえます。
営業活動によるCF
営業活動によるCF


- 過去赤字なし
- 右肩成長
- 安定成長
綺麗な右肩上がりとは言えないものの、基本的に成長傾向にあります。
大手保険会社とあって赤字経営がないのも高ポイントです。
現金等
現金等


- 右肩成長
- ため込みすぎてないか?
こちらは、右肩上がりならぬ、右肩下がりの傾向にあります。
現金をため込みすぎるのも問題ですが、下がり続けるのはマイナス評価になります。
一株あたり配当金


連続増配(5年以上) | |
連続増配(5年未満) | |
累進増配(増配or維持) | |
減配あり(過去6年以上前) | |
減配あり(過去5年以内) |
配当に関しては、コロナショック時に1度減配したものの、その後上昇しています。
そのため、連続増配株としては微妙ではあるもののすぐに回復していることから高配当銘柄としては優秀であるといえます。
配当性向


30%未満 | |
30~50% | |
50~70% | |
70%以上 | |
100%以上 |
最後に配当性向を確認すると、配当性向が乱高下しているものの減少傾向であることがわかります。
これによって投資しやすくはなっていますが、安定していないのも気になるところ。
東京海上ホールディングス(8766)の投資価値
これらの分析をまとめるとこちら!
東鉄工業の投資価値 | 判定 | 判定理由 |
売上高 | 上昇率が10%以下と微妙ですが、連続して10年間右肩上がりに上昇 | |
EPS | コロナショックのような経済的打撃がない限り成長していける | |
営業利益率 | 不明 | |
自己資本率 | 自己資本比率は30%以下に推移 | |
営業活動によるCF | 綺麗な右肩上がりとは言えないものの、基本的に成長傾向 | |
現金等 | 右肩上がりならぬ、右肩下がりの傾向 | |
1株あたりの配当金 | コロナショック時に1度減配したものの、その後上昇 | |
配当性向 | 配当性向が乱高下しているものの減少傾向 |
結論からいえば、一度コロナで減配したもののその後は増配していているため投資価値はあると判断できます。
主な懸念点としては
- 営業利益率が不明
- 自己資本比率が30%以下
- コロナショックのような打撃を受けると脆い
といったところがあります。
しかし、利点として
- コロナショックで打撃を受けて減配してもすぐに増配している
- 売上高は上昇傾向
- 配当利回りが3.8%と高い
- 営業活動によるCFは成長傾向
と利点が大きいため投資しました。
コロナから収束したら回復することを願います!
どうやって情報を得ているの?
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最後に
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