こんな人にオススメ
- 今話題の「株価が上昇している米国株」を探している
- フィリップ・モリス(PM)ってどんな会社?
- フィリップ・モリスは今後成長してくれる高配当株なのか知りたい
米国株の高配当銘柄は最近SNSや書籍が出回っているけど
高配当株投資で良く名前が出てくるタバコ株
タバコ株は配当利回りが高くて話題になっているけど、将来性はどうなの?
今は配当利回り高いけど、将来性はないんじゃないの?タバコって利用者がだんだん減っているし
確かに、先進国を中心に禁煙の流れもあってタバコに対する規制もあるため将来性は無さそうに思います。
しかし、それでもタバコ株であるフィリップ・モリスの2022年7/22の発表によると市場関係者や投資アナリストの予想を上回る営業利益と売り上げを叩き出しています!
マネックス証券の銘柄スカウター内にあるマーケットウォッチによると
- 4-6月期の純利益は22億3000万ドルで前年を上回る
- 1株利益はアナリスト予想の1.25ドルを上回った。
- 売上高は3.1%増の78億3000万ドルと好調
とタバコに対する世間の風当たりを物ともせずに業績を伸ばしています!

2020年から日米株へ投資して50万円の資産を保有しているギールです!
今回は、現在勢いのあるタバコ株であるフィリップ・モリスが何故そこまで勢いがあるのかを解説していきます!
米国株は成長が見込めて魅力だけど、取引手数料は日本株に比べて実はけっこう高い…。
できるだけコストを抑えて取引したいならDMM株がおすすめ。米国株そして米国ETFの取引手数料0円なので、お得に取引するのもありです!
フィリップ・モリスはどんな会社?

項目名 | 内容 |
会社名 | フィリップ・モリス・インターナショナル Philip Morris International Inc |
ティッカー | PM |
採用指数 | S&P500 格付けA |
誕生月 | 1987年 |
仕事の内容 | たばこを製造、販売。 |
配当献上月 | 1, 4, 7, 10月 |
セクター | 生活必需品 |
連続増配年数 | 55年 |
特徴 | ・規制対象であるため新規参入されることなく市場独占出来る ・設備投資額は小さい分配当による還元がある ・電子タバコやリキッドタイプなど商品展開して人気を誇る |
主なリスク | ・S&P500のチャートと比較するとアンダーパフォームしている ・タバコに対する規制で将来性は微妙との声もある |
フィリップモリス(Philip Morris International Inc.PM)は、米国ニューヨーク州に本社を置く世界最大のタバコ事業を展開する企業です。
代表的なブランドは
・Marlboro(マルボロ)を代表する巻きタバコ
・ボンドストリートといったパイプ式タバコ
・海外で人気のリキッド
・加熱式タバコのIQOS(アイコス)
など有名で、タバコを吸わない人でも一度ぐらいは聞いたことがあるでしょう。
またフィリップモリスは、2008年に訴訟リスクを避けるために企業を分社化して誕生した会社で
アルトリア(MO)→米国内を担当
フィリップモリス(PM)→海外を担当
というようになっています。2020年に再統合するという報道もありましたが、どうやらうやむやになったみたいです。
フィリップ・モリス株価上昇の要因は日本人?!
そんなタバコ株で有名なフィリップ・モリスですが何故アナリストや市場関係者の予想以上の株価を叩き出しているのか。
結論からいえば、日本人がICOSを利用しまくっているからです!
加熱式タバコであるICOSはフィリップ・モリスの中で人気の主力商品で、世界的に売れています。
そのため、日本ではよくICOSが一部の駅周辺や街中で露天販売や体験会をしているのが印象的ですが
その効果もあって日本人がヨーロッパを追い抜いて1番ICOSを利用しまくっているのです!
しかも、フィリップ・モリスの決算書に書かれるくらいにICOSを日本人が吸いまくっている!

実は日本では、IQOSのような加熱式タバコは本物のタバコ葉を使っているため電子タバコ扱いされないので販売できるという謎ルールがあるため、諸外国で比較的に規制がゆるく販売されます。
それゆえタバコ業界ではシェアを最優先で取りたい市場で、先行投資の優先順位最上位となり日本が普及率としては先行したとの事。
その要因とあって
- 売上高は3.1%増の78億3000万ドル
- 総出荷量は3.0%増加
- 過熱式たばこが7.4%それぞれ増加
- 期末時点のICOS利用者数は20.5%増の1900万人
- このうち1320万人はICOSに切り替えて喫煙をやめた。
と発表しています。
最後の部分てICOSに切り替えて喫煙を辞めたという部分は個人的におかしい様に感じますが…

禁煙するからICOSに切り替えたんだ
ICOSはタバコなんかじゃない
とたまに言う喫煙家もいますが、少なくとも私はICOSもタバコでどっちも喫煙に変わらないのでは?
と思います。
株価を確認すると、日本でコロナ自粛のあった期間では減少傾向でしたが、コロナ自粛緩和に伴って一気に株価上昇している事がわかります。
まさに、日本人のおかげで成り立っていると言えますね!


またタバコ株らしく5%と高配当な数値であるものの、アルトリアや他のタバコ株と比べるとそこまでの数値です。


タバコ事業は設備投資に費用がかからない点や、喫煙者が継続的に買い続けてくれる点もあることから業績が非常に安定しています。
しかし、懸念としてはS&P500と比べるとアンダーパフォームしている点です。
10年間で株価は+30%程度とS&P500と比べるとかなり劣っていて正直値上げ益は期待出来ません。


ただ配当金が5%程度出ていることを考えるとしっかりとしたリターンは出ていると言えます。
フィリップ・モリスの今後は?
結論から言えば、IT分野銘柄と比べると成熟産業でぱっとしないものの高配当株、連続増配株として手堅く投資出来ると言えます。
主な根拠は以下の通りです。
- たばこ事業は設備投資の費用はかからず安定収益が期待できる
- 意外と将来的にたばこ市場は拡大する見込み
- 利益率の高い加熱式たばこの売り上げが堅調に増加
- タバコ規制よる新規参入はないので独占状態
- タバコの依存度は高くリピート率は高いので高配当、連続増配しやすい。
たばこ事業は”成熟産業”なので情報技術やヘルスケアのような大きな成長は期待は出来ません。
しかし、今後もICOSを中心に安定した業績が見込まれ、高いインカムをガッチリと受け取ることが今後も期待できます!
フィリップモリスはそんな銘柄と言えそうです。
そのため、高配当投資をしたい方にとってはオススメの高配当銘柄だと言えます!
どうやって情報を得ているの?
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